ベラジョンカジノは支払調書ある？確定申告は？税理士補助経験者が答えます

 

ベラジョンで確定申告が必要な人ってどんな人？

ベラジョンである程度稼ぐと

と、不安に思う方もいらっしゃるかもしれませんね
私自身、税理士事務所に１０年ほど勤めていた、税理士補助経験者ですのでこの辺りの知識は人並み以上にあります。

まずは勝利金がどれくらいか？が大事

まずはベラジョンを含めた全てのオンラインカジノで一年間にどれくらいの勝利金がありますか？
この勝利金が

・年間で５０万円を超えているかもしれない…税理士さんに相談してみてください
・年間で５０万円はまず超えていない…確定申告の心配はする必要はほぼありません

となります。

ギャンブルでの勝利金は一時所得という所得になり、年間５０万円を超えないと確定申告の必要性が生じないからです。

勝利金の計算は次のように行います。
知っているつもりでも認識と異なっている可能性がありますので、必ずご一読ください

勝利金の計算　負けたゲームの賭け金額は入らないことに注意！！

勝利金とは「勝って手に入れた金額ーその時にベットした金額」
のことを言います。

１ドル賭けて３ドル配当があった場合には
「３ドルー１ドル」で２ドルです。
なお、この場合に気を付けるのは負けたゲームに関しては考慮しないということです。

なので、例えば

①１ドル賭けて２ドルの配当
②１ドル賭けてハズレ
③１ドル賭けて３ドルの配当

と言う場合だと計算で考慮するのは①と③だけです。
なので

（２＋３）ー（１＋１）＝３ドル
が勝利金になります。

と思うかもしれませんが、カジノの申告は競馬で儲けた場合と同じです。

時々芸能人が競馬で万馬券を当てて半分くらい税金で持っていかれる
というニュースを見たことがあると思いますが、その芸能人が馬券収入の申告で、外れた馬券の購入代金を入れているでしょうか？
もし入れていたらもっと経費が大きくなって半分税金で持っていかれるということは無いはずですのでほぼ間違いなく入れていません。

なので、オンラインカジノも同じことです。

なお、勝利金の計算は１月１日～１２月３１日の１年単位で行います。
出金している金額も出金していない金額も全部含むので気を付けましょう。

ベラジョンって支払調書は出ないの？

ベラジョンは支払調書は出ないのか？
残念ながら支払調書は出ません。

そもそも支払調書の種類は報酬や不動産関係のものなど、種類が限られていますがギャンブル関係の支払調書というもの自体が存在しません。

実際に競馬に当たったことによる配当金にも支払調書は出ていませんので、海外絡みのオンラインカジノでは尚更です。

支払調書を出してくれればそこに年間の勝利金額が記載してもらえるので確定申告がグッと楽になるのですが支払調書ない以上は別の方法を考えなければなりません。

勝利金の計算はどうすれば？

支払調書が出ない以上は自分で年間の勝利金の計算をすることが必要になります。
おすすめはエクセルなどで記録することです。

日付、勝って手に入れた金額、その時に賭けた金額、出金出来るようになったボーナスの金額なども記録しておくといでしょう。

ここまでの日々の記録は自力でやった方が良いですが、確定申告自体は税理士さんにやって貰た方が良いでしょう。
次のことが理由です。

自分ではやるのは危険？税理士さんに頼った方が良い理由

確定申でベラジョンを始め、オンラインカジノの収入を申告する場合は自力でやるよりなるべく税理士さんに任せましょう。

外国絡みの申告は複雑

オンラインカジノは海外のカジノですので申告する以上は日本円に換算する必要があります。
このように換算が生じる申告は手間ですし、いつ時点のレートで換算すべきか？も検討しなければなりません。

そうなると難易度が上がりますので、税理士さんの知識やスキルが頼りになります。

本当に一時所得とは限らない？

ギャンブルの収入は一時所得ということを最初の方で紹介しましたが、あくまでも一般論です。
過去に競馬の馬券収入が一時所得とは別のものになることが認められて、結果的に納める税金が大きく減った、という出来事もあります。

これは法律を高いレベルで理解していた税理士さんのファインプレーで、法律の知識が無いと出来ないことです。
こういった申告の内容にも親身に相談に乗ってくれる人がいることは非常に心強いことです。

オンラインカジノの収入がバレたくない方にもおすすめ

税理士さんは税務署ではないので基本的に犯罪にならないならどんなことでも相談に乗ってくれます。
例えば、オンラインカジノの収入が会社にバレたくない、といった相談も乗ってくれますので、申告以外にも悩みがあればどんなことでも正直に話して相談に乗ってもらいましょう。

オンラインカジノで税金が増えそうという場合には早めに相談しましょう

税理士さんに頼る時は早めに行きましょう。
確定申告は翌年の２月１６日～３月１５日ですが、年が明けるまでに税理士さんを確保して相談に行くようにしましょう。

早めに相談して税金がどれくらいになりそうか？
が分かれば気が楽になりますし、ふるさと納税などのお得な制度で節税も出来ますので早めに行くと得しますよ！

まとめ

・ベラジョンの収入を確定申告すべきか？の基準の一つは年間の勝利金５０万円
・勝利金の計算には負けたゲームの賭け金額は含まない
・出金している金額もしていない金額も含む
・支払調書は出ないので全部自力で計算する
・海外絡みの申告で複雑なので出来れば税理士さんに頼りましょう。
・副業が会社にバレたくない、という悩みも税理士さんなら気軽に相談できます。

今回はこのような内容でご紹介しました。