ココモ法を競馬で使えるか?検討してみた

カジノのルーレットなどで必勝法と呼ばれている方法の一つ、ココモ法。
このココモ法について

カケロットカケロット

そうだ、競馬でココモ法を使うとどうなるのだろう?

ということを知りたくなったので調べてみました。
競馬でココモ法を使ってみようという方はぜひ参考にしていただければと思います。

ココモ法とは?

まず最初にココモ法のおさらいをしておきましょう。
ココモ法とは賭け方の一種で

・最初の2回は好きな金額を賭ける
・3回目以降は前2回分の賭け金額を賭ける(3回目は1,2回目の合計、4回目は2,3回目の合計)
・勝ったら再び1回目に戻る

といった賭け方で負けるたびに前2回分の賭け金額をベットしてくので負ければ負けるほど賭け金額が上がります。
ただ、2.8倍以上の倍率で賭けることで1回勝つだけでプラスにすることが出来ます。

なので、競馬でもオッズ2.8倍以上のものにベットすることで黒字化を見込めるのです。

マーチンゲール法と比較されることもありますが、マーチンゲール法は負けると前回の2倍のベットをする方法なのでかなりリスクのある方法となります。

なので、ココモ法はマーチンゲール法よりもゆるく賭け金額を上げていく賭け方と思っていればいいでしょう。
さて、ココモ法について簡単に学習したところで、次は競馬で有効か?をご紹介いたします。

ココモ法は競馬で有効?

ココモ法は競馬で有効なのか?
という疑問ですが、正直言うと競馬では使いにくい方法と言えるでしょう。

一番の理由は競馬の勝率というものがかかわってきます。

ココモ法はルーレットでは3倍の部分に使われる手法です。

「1-12」「13ー24」「25-36」
いずれも当たれば3倍です。

そして、当たる確率は12/37(約32%)なので、勝率も決して悪いとは言えません。
しかし、競馬で当たる確率は3分の1より低いのが一般的ではないでしょうか?

出走馬が12頭のレースで単勝狙いだと単純計算で8.3%です。
ディープインパクトのような最強馬が出走するレースならかなり勝率は高くなりますが、当然ながらオッズは2.8倍よりも低くなってしまうので勝ってもプラスにならないのでそういった強豪馬が参加するレースにはココモ法は使えません。

このように出走馬が多い中で一等を当てなければならないのが競馬でココモ法を使う上でのネックになります。

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では、出走数が少なく、しかもオッズが2.8倍以上のものがあれば行けるのではないか?

ということを考えました。
そして、試してみようと思ったのがウィリアムヒルのドッグレースです。

ウィリアムヒルのレースとは?

ウィリアムヒルとは海外の大手スポーツベッティングサイトです。
競馬だけではなく、野球やサッカー、バスケ、テニスなどの多くのスポーツでのベッティングが可能となっています。

ここではドッグレースで賭けることが出来ます。

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何故競馬の話からドッグレースの話になるんだ?

と、疑問に思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、ドッグレースと競馬を比較した場合の最大のメリットは出走数の少なさです。
競馬は多いときは18頭もの馬が出走します。

一方ドッグレースはわずか6頭の出走です。
当然数が少なければその分当てやすくなります。

その他のメリットとしてはウィリアムヒルのドッグレースにはバーチャルレースがあります。
バーチャルレースとは架空の犬がゲーム画面の中でレースを行ってどの犬が勝つか?を賭けます。

バーチャルレースは2~3分に1回レースが始まるのでレースを投資ととらえている方はサクサクレースが行われるので良いのではないでしょうか?

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2~3分に1回レースがあるので通勤途中の電車の中でも賭けが楽しめますよ

また、運営の発表によるとバーチャルドッグレースを単勝で行った場合の還元率は89.28%となっています。
競馬の還元率が74.8%と発表されているので良い数字ではないでしょうか?

実際にドッグレースでココモ法を行ってみました。

ココモ法を実際に試してみた結果

ココモ法をドッグレースで試してみました。

条件は以下のようになっています。

・1ドルからスタート
・3倍以上のもののみベットする

という条件で30回やってみました。

1~10回目まで

単位はドルです。

回数 勝敗 賭け金 累計賭け金 オッズ 払戻金
×
×
3.25 3.25
×
× 4.5
× 4.33
× 11 3.4
× 16
10 × 24 4.33

1~10回までの成績

払戻総額…8.25ドル

総賭け金額…24ドル

通算…ー15.75ドル

11~20回目まで

単位はドルです。

回数 勝敗 賭け金 累計賭け金 オッズ 払戻金
11 × 13 37 3.75
12 21 59 3.60 75.6
13 60
14 × 61 3.2
15 × 62
16 63 3.75
17 × 64 3.2
18 × 65 3.25
19 × 67 3.2
20 70 4.33 12.99

1~20回までの成績

払戻総額…101.84ドル

総賭け金額…70ドル

通算…31.84ドル

21~30回目まで

単位はドルです。

回数 勝敗 賭け金 累計賭け金 オッズ 払戻金
21 × 71 3.75
22 × 72 3.60
23 × 74
24 × 77 3.2
25 × 82
26 × 90 3.75
27 × 13 103 3.2
28 × 21 124 3.25
29 × 34 158 3.2
30 × 55 213 4.33

1~30回までの成績

払戻総額…101.84ドル

総賭け金額…213ドル

通算…ー111.16ドル

勝敗…6勝24敗(勝率2割)

このように21回目からの10連敗が響いて通算成績はマイナスのままです。
この後1回勝てばプラスになりますが、そのためには89ドルのベットが必要になります。

なので、ココモ法を使うときにはもっと資金に余裕を持つか、ある程度負けたタイミングで損切を入れるなど、対策が必要だなと考えさせられました。

勝率は悪かったですがオッズは良いので当たった時の払戻金額も予想以上に大きいなと思いました。

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